開催案内

主旨

近年における連星系や変光星の観測は、様々な電磁波波長、もしかしたら電磁波以外 (重力波やニュートリノ)でも連携して実施されており、このことが周知の事実になっています。 一方、観測対象の変動時間スケールも1秒を切るものから人間の寿命 (109秒のオーダー)を超えるものまで存在しますが、 それらを俯瞰して眺めることから、連星系・変光星進化 をより定性的・定量的に理解することにつながるかもしれません。 そこで本研究会では、これら9桁にも及ぶ時間変化尺度の現象を 網羅的に捉えることをテーマとして意識しつつ、 観測的・理論的アプローチの構築について議論します。

日時

2022年1月29日(土)9:00より1月30日(日)17:00まで(予定)
事前受付は1月28日(金)16:00−18:00:会場の教室にて

会場

鹿児島大学理学部2号館 220号講義室(対面とzoomオンラインの併用)### 1月19日時点 ###
※鹿児島大学の「新型コロナウィルス感染拡大に対する対応について(学長通知)」を遵守し、対面開催が不可能になった場合は全面zoomオンライン開催に切り替えます。

登録

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招待講演(五十音順)

浦郷陸(鹿児島大学: ミラ型変光星から明かすAGB星の終末進化)
Ross Alexander Burns(国立天文台: Variable and periodic masers in high-mass stars)
伊藤潤平(京都大学: 矮新星を経由するAM CVn型星への進化経路)

参加費

無料(お茶菓子代のカンパのみお願いします)

発表形式

口頭(15分発表+5分質疑が基本)またはポスター(Slack上に掲示をお願いする予定)

懇親会

研究会による公式な懇親会は開催しません。

集録

電子版をweb上で公開します。

主催

鹿児島大学理工学研究科附属天の川銀河研究センター

世話人

今井 裕(座長), 中川亜紀治, 永山貴宏, 浦郷 陸(以上、鹿児島大学), 内藤博之(なよろ市立天文台)

口頭 発表者・タイトル(概要はタイトルのリンクから)

今井 裕: ESTEMA (EAVN Synthesis of Stellar Maser Animations)
浦郷陸: ミラ型変光星から明かすAGB星の終末進化
宇野孔起: 特異な突発天体Fast Blue Optical Transientの光度曲線モデルと観測可能性
大島 修・赤澤秀彦: 活動的食連星TZ Booは4重食連星系だった
小川真央:爆発初期スペクトルの系統的な調査でせまるIa型超新星の親星と爆発機構
高桑 繁久:ALMAよるClass II 連星 XZ Tau の互いに傾いた星周円盤と軌道運動の検出
内藤博之:激変星における周連星系円盤
山中雅之:光赤外線大学間連携による特異なIa型超新星 SN 2021zny の観測
Ross Alexander Burns:Variable and periodic masers in high-mass stars
永井和男:大離心率の軌道を持つ食連星 PW Gemの分光・測光観測
磯貝桂介: ヘリウム激変星SDSSJ1411の多色モニター観測で探る再増光の起源
反保雄介:V455 Andの分光観測:円盤風が矮新星アウトバーストに付随する可能性
小野里宏樹:小マゼラン雲の星団を用いたレッドクランプ星の近赤外線の色指数の年齢・金属量依存性の調査
大間々知輝:NICERによって取得されたブラックホール連星 MAXI J1820+070 データのスペクトルタイミング解析
鳴沢真也:TESSを用いた短周期アルゴル系における振動検出調査 〜TX UMaはMAIA型星〜
黄 天鋭:回転しながら中心天体から放出される流体の自己相似解と連星合体時の放出物質への応用
林 利憲:長周期連星ブラックホールを含む三体系の探査方法の提案とその検証
鴈野重之:Beドナーを持つ大質量X線連星の進化とULX
谷川衝:全金属量の孤立連星から形成される連星ブラックホールの性質の数値研究
前原裕之:せいめい望遠鏡とTESSを用いた若いK型主系列星LQ HyaとV833 Tauにおけるスーパーフレアの測光・分光同時観測
伊藤潤平:矮新星を経由するAM CVn型星への進化経路
藤﨑駿介:近赤外線分光観測によるミラ型変光星の変光フェイズと酸化バナジウムの吸収線の関係
田口健太:新星 V1405 Cas (Nova Cas 2021) の最初期のスペクトルの進化
高妻真次郎:W UMa型連星Aタイプにおける質量移動と角運動量損失の連星パラメータへの依存性
田畑佳美:りゅう座BY型変光星V1402 Oriの観測
富永愛侑:NICER による X 線連星 Circinus X-1 の軌道周期を完全にカバーした観測
谷口大輔:赤色超巨星の分光モニタリング計画
内山秀樹:「すざく」衛星によるかんむり座σ2・アルゴルのX線フレアからの中性鉄Kα輝線の検出
藤本正行:恒星進化の最後の鉄中心核の熱的進化と超新星爆発への道
柴田真晃:IW And型矮新星の統計的研究
斉尾英行:Heartbeat 連星に現れるロスビー波が示す自転のpseudo-synchronization
聖川昂太郎:重力波観測とPopulation IIIの初期質量関数
武尾舞:X線観測による矮新星におけるX線放射領域の空間分布の解明
甘田 渓:NESS (Nearby Evolved Stars Survey) - NROで観測された冷たい星周ガス縁の統計的性質
橋本真雄:OH/IR星RAFGL5201の年周視差測定と多波長データを用いた進化段階の考察

ポスター 発表者・タイトル(概要はタイトルのリンクから)

飯島 孝:共生星 V694 Mon (MWC 560) のアウトバースト
伊藤芳春:GR Tau観測中に現れた奇妙な明るさの変動について

プログラム

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