最終更新:2018/9/19

長らくの活躍、おやっとさぁです(お疲れさまでした)。
日本の、そして世界の電波天文学に大きく貢献した、 この歴史ある電波望遠鏡を暖かく送り出し、 生まれ故郷の三鷹の地で末永く、科学の進歩の大切さを多くの人に 伝える仕事に付くことを期待しています!

趣旨

鹿児島市錦江湾公園に設置されている国立天文台6m電波望遠鏡は 日本で初めて、世界でも2番目に稼働した本格的なミリ波望遠鏡です。

1970年、東京都三鷹市に建設され、オリオン星雲などでのメチルアミンやホルムアルデヒド など星間分子の検出、天の川銀河中心にあるブラックホールを取り巻く分子ガス雲の観測などの 野辺山45m電波望遠鏡やALMAに繋がる現在の日本の電波天文学の発展の基礎となる研究成果を挙げました。 その後、岩手県水沢、長野県野辺山と順次移設され、 1993年からは日本全体に展開するVLBI観測網をなすアンテナとして現在の場所に設置されています。

このたび、研究用の望遠鏡としての運用を終了しますが、 歴史的価値に鑑み、国立天文台が東京都三鷹市に移設し、 科学の歴史上重要な遺産として保存することになりました。 それを記念し、一般市民を対象とした以下の企画を行います。

6m望遠鏡の主な科学成果

三鷹時代

鹿児島時代

日時

2018年9月24日(月・休)午前10時〜正午 [望遠鏡は10月から移設作業開始]

場所

鹿児島大学郡元キャンパス 稲盛会館 キミ&ケサ メモリアルホール

概要

6m電波望遠鏡とはどのような価値を持つ望遠鏡なのかを紹介すると共に、 鹿児島市一の繁華街である天文館の名前の由来から鹿児島大学で行われている 最先端の天文学研究まで、あるいは、141年前に鹿児島で話題になった “西郷星“ など、 幅広いジャンルに跨る様々なお話を各界の専門家がわかりやすく話します。

想定対象

宇宙や科学、歴史に興味がある方ならどなたでも参加いただけます。 講演をご清聴いただけるならば年齢制限もありません。

参加費・事前申込

ともに不要です。駐車場の用意はありませんので、 近隣の民間駐車場を利用するか、 市電・バス等をご利用下さい。

主な講演内容

次第

途中入退場可。
時間講演者演題
9:30開場
10:00-10:03開演の辞
10:03-10:33海部宣男
 元 国立天文台長、元 国際天文学連合会長
6mミリ波望遠鏡:日本の電波天文学ことはじめ
10:33-11:03面高俊宏
 鹿児島大学 特任教授
鹿児島大学での6m電波望遠鏡の活躍(仮)
11:03-11:10休憩
11:10-11:30前田利久
 鹿児島県天文協会 会長
鹿児島の天文学史 〜天文館,西郷星からロケットまで〜
11:30-11:44半田利弘
 鹿児島大学 教授
鹿児島大学での天文学研究と将来
11:44-11:59山岡 均
 国立天文台 准教授, 国立天文台 広報室長
三鷹でもきばれ! 6m
11:59-12:00終演の辞

主催など

主催:鹿児島大学 理工学研究科 天の川銀河銀研究理工学センター
共催:国立天文台

連絡先

告知用ポスター(鹿児島大学大学院生 速見由紀子デザイン)はこちら お手数ですが、印刷して適宜貼付して下さい。